医療従事者へ応援動画 奄美市の大島高

 新型コロナウイルスの治療に取り組む医療従事者や患者、その家族らへ応援メッセージを発信しようと、奄美市名瀬の県立大島高校生徒有志は25日、動画投稿サイト「ユーチューブ」でオリジナル動画を公開した。校舎の吹き抜け廊下や理科棟屋上を使い、約120人がはつらつとしたパフォーマンスでエールを送っている。3週間の限定公開。

 

撮影のワンシーン。気持ちを込めてダンスを披露する生徒たち=13日、奄美市名瀬

撮影のワンシーン。気持ちを込めてダンスを披露する生徒たち=13日、奄美市名瀬

 動画は約8分40秒。撮影は13日に行われ、同市名瀬の映像クリエーター、田中良洋さん(34)がドローン(小型無人機)で協力した。

 

 吹奏楽部の演奏に乗せてダンス部と新体操部がダンス、書道部は書道パフォーマンス、美術部は作品を披露。英語部は冒頭ナレーションを担当した。爽やかな青空の下、それぞれの特技を生かしたパフォーマンスやメッセージボードで「どんなときも手を取り合って」などと呼び掛けた。

 

 書道部は「まだやれるその先の夢! 可能性は無限大 前進」としたためた。興優花部長(17)=3年=は「新型コロナで困っている人も多い中、みんなが元気になれるようにと思いを込めた。文化祭もなくなったのでいい思い出になった」と笑顔で語った。

 

 新型コロナによる大会中止で引退が早まり、この日が最後の活動になった3年生も少なくない。吉原宇勇教諭は「生徒がいろいろなアイデアを出し、試行錯誤しながらつくり上げた。準備段階から楽しそうな様子で良かった」とねぎらった。