名誉町民・菊次郎の功績学ぶ 龍郷町、子ども博物学士講座

すごろくゲームで西郷菊次郎について学ぶ参加者=11日、龍郷町

すごろくゲームで西郷菊次郎について学ぶ参加者=11日、龍郷町

 龍郷町教育委員会主催の子ども博物学士講座は11日、同町りゅうがく館であった。今年度5回目は児童生徒や保護者、高校生ボランティアなど約70人が参加。龍郷町名誉町民で生誕160周年を迎えた西郷菊次郎について理解を深めた。

 

 菊次郎は1861年2月11日、龍郷に潜居していた西郷隆盛と妻・愛加那の長男として誕生。台湾の宜蘭庁長や京都市長、さつま町の永野金山・鉱業館長など務めた。

 

 講座はまず、志塾・西郷塾が紙芝居で菊次郎の生涯を紹介。龍郷町教委の学芸員・松村智行さんと、リモート参加のさつま町文化財保護審議委員・黒田敏隆さんが講話で▽宜蘭川の堤防づくり▽京都市の上水道整備▽さつま町の夜学校、武道館建設―などの功績について解説した。

 

 その後、参加者は複数班に分かれ、龍郷町教委が作製した「きくじろうすごろく」で誕生から2005年に名誉町民として表彰されるまでの生涯をゲーム形式で楽しく学んだ。

 

 最後は今年8月に公演予定の「菊次郎ミュージカル」に出演する児童らが、練習中のダンスを講座参加者の前で披露した。

 

 ミュージカルに参加する赤徳小4年の佐竹すみれさん(9)は「菊次郎さんは若い時からいろいろな事をしていてすごいなと思った。すごろくは分かりやすくて面白かった。(ミュージカル本番は)たくさんの人の前でも緊張しないように楽しく踊りたい」と話した。