土岐さん(赤木名中2年)が特選 県統計グラフコン

パソコンの部で特選を受賞した土岐英寿さん=21日、鹿児島市

パソコンの部で特選を受賞した土岐英寿さん=21日、鹿児島市

 県内の小、中学、高校生を対象にした2020年度統計グラフコンクールの表彰式が21日、鹿児島市内であった。奄美からは、パソコン統計の部で大島紬をテーマにした奄美市立赤木名中学校2年の土岐英寿さんの作品が特選に入賞した。

 

 コンクールは身近にある出来事や資料を調べて分かったことなどをグラフで表現し、統計的な視点を身に付けてもらおうと毎年、県統計協会(事務局・県統計課)が開催している。

 

 今年度は児童生徒1028人から809点の応募があり、小学校の低・中・高学年、中学生、高校生の5部門とパソコン統計グラフの計6部門で特選各1点、入選と佳作各5点(パソコン統計の部は入選4点)、応募作品全体から審査員特別賞1点、奨励賞2点、WeLove天文館賞1点、学校賞8点を選んだ。

 

 土岐さんの作品タイトルは「このままじゃ絶えてしまう…シマの中学生が思う大島紬とは」。奄美の伝統産業である大島紬の生産反数の推移や、赤木名中の全校生徒108人を対象にした大島紬へのイメージ、着用してみたい理由、大島紬を絶やさないために必要な取り組みについてのアンケート結果などをグラフで解説した。

 

 コンクールの表彰式はかごしま県民交流センターであり、土岐さんはテーマを大島紬に決めた理由について「祖母が大島紬の織り技術者で、自分も機織り体験をしたことから興味を持った。奄美を代表する伝統産業として地域に残ってほしいという願いも込めた」と話し、受賞を喜んだ。

 

 土岐さん以外の奄美関係の入賞者は次の通り。(敬称略)

 

 ▽入選 橋本群蔵(瀬戸内町立古仁屋小3年)「加計呂麻島の不思議『幻のきび酢』」▽佳作 福山蘭(宇検村立田検中3年)「ワクWork!~いろんな仕事知っていこう」▽奨励賞 白石心奈(与論町立茶花小3年)「ヨロンは牛の町?人口より牛が多いって本当!?」▽学校賞 宇検村立田検中