地域の先輩講師に立志塾 沖永良部高校

立志塾で喜井さんの講演を聞く沖永良部高校の生徒ら=29日、同校

立志塾で喜井さんの講演を聞く沖永良部高校の生徒ら=29日、同校

 県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒253人)の1、2年生を対象にした「沖高立志塾」が29日、同校体育館であった。和泊町の連合青年団と物産組合の代表者2人を講師に招き、地域貢献活動のやりがいなどを学んだ。

 

 立志塾は、郷土で活躍する人たちの講話を通して沖永良部島の新たな魅力や課題を見つけ、考える力を身に付けることを目的に年3回実施している。2回目となる今回は、和泊町連合青年団団長の喜井泰貴さんと同町物産組合代表の前田勇治さんが講師を務めた。

 

 喜井さんは青年団活動の一環として、新型コロナウイルスで影響を受ける介護施設へ手作りマスクを寄贈したことや、和泊町内の子どもたちと一緒にギネス世界記録「1時間に植えた花の球根の最多数」に挑戦したことなどを紹介。「やればできると思って活動すれば、島でもできることはたくさんある」と呼び掛けた。

 

 飲食店も経営する前田さんは、バーテンダーとして技術を磨いた経験や同島産のジャガイモを使った加工品作りなどについて紹介した。

 

 同校1年の花輪富士翔さん(16)は「大人になって島に帰ってきて島のために働くのは、すごくかっこいいと思った」と話した。