大勝小(龍郷町)と泰明小(東京都)交流

東京都の泰明小とテレビ会議システムで交流する大勝小の児童ら=10日、龍郷町

東京都の泰明小とテレビ会議システムで交流する大勝小の児童ら=10日、龍郷町

 龍郷町の大勝小学校(佐東忠仁校長、児童123人)で10日、東京・銀座の泰明小学校と染色体験を通した交流授業があった。大勝小の5年生19人はインターネットのテレビ会議システムを使って泥染めに取り組む様子を生中継。互いの学校や地域の魅力などを紹介し合い親睦を深めた。

 

 両校の橋渡し役は、大勝小の卒業生で和装販売店を展開する㈱銀座もとじ(東京都中央区)の泉二弘明代表取締役。同社は1998年から泰明小で柳と泥を使った染色体験の授業を行っており、2008年に大勝小に柳の苗木を寄贈。当時の児童が校内に植樹した。

 

 両校は2017年から泥や草木などで染色したハンカチを贈り合い、テレビ電話を使った交流を続けている。

 

 大勝小の児童たちはこの日、前田紬工芸(龍郷町)の前田圭祐専務取締役(32)を講師に同校校庭で泥染めに挑戦。泰明小に贈るため1人5枚のハンカチを①シャリンバイと石灰を4往復②シャリンバイ③泥―の順に時間の許す限り漬け込み、もむ作業を繰り返した。

 

 児童たちは午前10時前に泰明小と中継がつながると、モニター前に集合。ハンカチを掲げて染まり具合を見せたり、お互いの学校や地域に関する質問を投げ合ったりしてにぎやかに交流した。

 

 大勝小の山下仁大君(10)は「質問し合うのが楽しかった。ハンカチをもむのは手が痛くて大変だったけど、きれいに染まってうれしい。泰明小の草木染のハンカチも楽しみ」と話し、長谷場結花さん(10)も「一生懸命やったので(泰明小の児童にも)喜んでもらえると思う」と笑顔を見せていた。