奄美からは9人 県立農業大学校で入学式

次世代の農業の担い手を目指し、新たな一歩を踏み出す新入生=8日、日置市の県立農業大学校

次世代の農業の担い手を目指し、新たな一歩を踏み出す新入生=8日、日置市の県立農業大学校

    日置市の県立農業大学校(柳橋浩一校長)で8日、第44回入学式があった。2021年度の入学生は養成部門91人と研究部門8人の計99人で、奄美からは養成部門に7人、研究部門に2人の計9人が入学。将来の地域農業を支える担い手としての知識や技術習得へ向け、誓いを新たにした。

 

 昨年度の入学式は新型コロナウイルスの感染拡大により開かれず、式典は2年ぶり。入学生の保護者らも出席した。

 

 柳橋校長は「入学時の決意を忘れることなく、高度な技術や知識を備えた農業経営者や指導者を目指し、有意義な学生生活を送ってほしい」と激励。塩田康一知事(代読)も「県の経済を支える農業をリードする担い手として成長を。自らの夢に向かって自信と誇りを持って勉学に励んでほしい」と述べ、次世代の地域農業をけん引する人材育成に期待した。

 

 これに対し、畜産学部肉用牛科に入学した中養母陸斗さん=日置市出身=が新入生を代表して「誇りと責任を持ち、『自立』『実践』『協調』の校訓の下で学業に励むことを誓う」と宣誓した。

 

 入学生の内訳は養成部門の農学部が野菜科31人、花き科3人、茶業科8人、果樹科9人、畜産学部が肉用牛科25人、酪農科7人、養豚科8人。研究部門は農学部農業研究科、畜産学部畜産研究科とも4人。

 

 奄美出身の入学生は養成部門が肉用牛科3人、野菜科2人、果樹科と酪農科が各1人。研究部門は農業研究科が2人。

 

 古仁屋高校から果樹科に入学した増六さん(18)=瀬戸内町阿鉄出身=は、幼少時から親戚の果樹園で栽培や収穫作業を手伝っており「果樹生産だけでなく病害虫対策も含め幅広い知識や技術を学びたい。タンカンやパッションフルーツなど、地域の特産果樹振興に役に立てるよう努力したい」と力強く意気込みを語った。