奄美市「安全マップ」が完成 ゼンリンと教委、小中学生に配布

キッズセーフティマップ奄美市版

キッズセーフティマップ奄美市版

  地図情報会社のゼンリン(本社・福岡県北九州市)と奄美市教育委員会はこのほど、通学路などの危険箇所を示した冊子「キッズセーフティマップ奄美市版」を完成させ、8千部を市内の全小中学生へ学校を通じて配布した。同社は「子どもたちにとって安全、安心な地域づくりのために役立てて」と呼び掛けている。

 

 マップは同社が子どもたちが住む町の「危険な場所」や「身を守る場所」を知り、危険への対処法や判断力を身に付けてもらおうと作成。県内では2019年度に奄美市を含む8市で完成させた。奄美市版の作成には、市教委が危険箇所に関する情報を同社に提供し、市内146事業所が協賛した。

 

 冊子では、交通量が多かったり、雨天時に増水するなど、交通事故や水難事故の恐れがある場所や、一人で通るのは危ない暗がりなど、市内全域の地図に注意を呼び掛けるマークを記載。防犯や防災に関する学習ページを設けた。

 

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた寄贈式が22日、奄美市役所であり、ゼンリン鹿児島営業所の野末宏樹所長から東美佐夫副市長に冊子が手渡された。野末所長は「家族で通学路の危険箇所を話し合ってほしい」と呼び掛け、東副市長は「子どもたちや地域の安全に役立てたい」と感謝の言葉を述べた。

 

 冊子はA4判、フルカラー68ページ。問い合わせは電話0997(52)1128奄美市教育委員会学校教育課へ。

 

東副市長(左)に冊子を手渡す野末所長=22日、奄美市名瀬

東副市長(左)に冊子を手渡すゼンリンの野末所長=22日、奄美市名瀬