奄美環境調査隊、やんばるの森を散策 /現地視察初日、与那覇岳登る

沖縄本島北部・やんばる地域の森で植物などを観察した奄美こども環境調査隊の隊員ら=1日、沖縄県国頭村

沖縄本島北部・やんばる地域の森で植物などを観察した奄美こども環境調査隊の隊員ら=1日、沖縄県国頭村

 奄美市内の小中学生6人で結成した奄美こども環境調査隊(奄美市教育委員会、南海日日新聞社主催)の沖縄本島北部・やんばる地域の現地視察が1日、始まった。隊員は沖縄の調査隊8人と一緒に国頭村の与那覇岳(標高503㍍)に登り、数多くの固有種が暮らすやんばるの森の魅力に触れた。視察は3日まで。

 

 奄美大島や徳之島とともに世界自然遺産登録を目指すやんばる地域は、亜熱帯照葉樹林が広がり、空を飛べないヤンバルクイナやキツツキの仲間のノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネといった希少な生き物が生息している。

 

 隊員たちは、地元ガイドの平良太さん(59)らの案内で与那覇岳の登山道を歩き、野鳥のさえずりに耳を澄ませたり、ヒカゲヘゴなどの植物を観察したりした。隊員の岩崎小桃さん(金久中2年)は「奄美大島でも見たことがある植物がたくさんあり、いろんな鳥の鳴き声を聞くことができた。きれいな水も流れていて森の中は涼しかった」と話していた。

 

 この日は、環境省やんばる野生生物保護センターも訪れ、やんばる地域の生態系や野生生物を守るための取り組みなどを学んだ。