学んだ成果を発表 こども世界自然遺産博士講座最終講座・閉講式 瀬戸内町

講座で学んだことをまとめる受講生=6日、瀬戸内町

講座で学んだことをまとめる受講生=6日、瀬戸内町

 瀬戸内町の2020年度こども世界自然遺産博士講座(世界自然遺産せとうち町対策室主催)の最終講座・閉講式は6日、町立図書館・郷土館であった。受講生9人が参加。1年間学んだことをまとめて発表し、奄美の世界自然遺産登録に向けて、自分たちができることを考えた。

 

 講座は、奄美、沖縄の世界自然遺産登録に向けた取り組みに興味を持ち、自ら行動できる児童生徒になってもらおうと5年目。今年度は小学4年生~中学1年生21人が受講した。

 最終講座は2グループに分かれ、それぞれ講座で学んだことを1枚の紙にまとめる作業を行った。

 

 「チーム奄美」は、外来種について学んだ講座を振り返り、▽外来種は勝手に持ち出したりしない▽外来種三原則(入れない、捨てない、広げない)を守る│と強調。「外来種のことをもっとよく知り、周りの人たちにも伝えていきたい。そして、奄美の外来種ゼロを目指したい」と締めくくった。

 

 夜の動物観察に出掛けた講座を取り上げた「奄民」は、出合った動物をイラストを交えて紹介。自分たちにできることとして、▽ポイ捨てをしない▽外来種を駆除する▽交通事故防止を呼び掛ける│などを挙げ、「『誰もが住みよい奄美大島』と呼ばれるべく、頑張っていきたい」と結んだ。

 

 閉講式では受講生に、こども世界自然遺産博士認定証とバッジが配られた。町水産観光課の義田公造課長は講評で「今後も知識を深め、リーダーとして奄美の素晴らしさを周りの皆さんに伝えられる人材に成長してほしい」と呼び掛けた。

 

 受講生の藤井芳守君(13)=古仁屋中1年=は「もともと世界自然遺産には興味なかったが、みんなで学んでいくにつれて面白いと思えるようになった。今日もみんなで発表することができて楽しかった」と話した。