学校と役場結び授業 早町小

テレビ会議システムを活用した5年生の授業=25日、早町小学校

テレビ会議システムを活用した5年生の授業=25日、早町小学校

 喜界町の早町小学校(長田正浩校長、児童65人)は25日、インターネットのテレビ会議システムを活用した授業を行った。学校と町役場を結び、「過ごしやすい町にするための工夫」をテーマに児童らが担当職員にインタビューした。今後は同システムを島外の専門家などと結んだ遠隔授業に活用したいとしている。

 

 同校は中心市街地から離れていてフィールドワークでの移動時間確保が難しいことに加え、新型コロナウイルスの感染防止や情報活用能力の向上などを目的にテレビ会議システムの活用を企画。25日は5年生の授業に導入した。

 

 児童らはテレビ会議の仕組みやインタビューのこつなどを確認した後、町のことについて役場職員に画面越しにインタビュー。カメラがセットされたパソコンを前に、緊張しながらも「公園の水飲み場の形はどんなものがありますか」「集落放送や防災無線を放送する時に注意していることは何ですか」などと質問し、担当者の回答を一生懸命メモしていた。

 

 濵川輝心さん(10)は「画面越しのインタビューは初めてで緊張した。大きな声で伝えるのが難しかった」。繁山奏太君(10)は「反応するタイミングが難しかったけど、質問できてよかった」と感想を述べた。

 

 同校の松岡高史教頭は「昨年度は島外の小学校とこのシステムを使って交流したことはあったが、島内でのインタビューに活用したのは初めて。今後は島外の専門家などとつなぎ授業に活用していきたい」と語った。