建設業への理解深める 防波堤工事現場見学会 奄美大島の高校生ら

名瀬港沖防波堤の工事現場を見学する高校生ら=17日、奄美市の名瀬港沖

名瀬港沖防波堤の工事現場を見学する高校生ら=17日、奄美市の名瀬港沖

   奄美市の名瀬港沖で防波堤工事を行う竹山建設と畠山建設共催の合同現場見学会が17日、名瀬港沖の工事現場であった。大島と大島北、奄美の3高校の1、2年生24人が参加。防波堤工事の重要性や建設業について理解を深めた。

 

 名瀬港(長浜)内の畠山建設工事事務所であった座学では、工事を発注した国交省の建設管理官や、建設会社の担当者が防波堤の災害復旧工事や改良工事など現在、名瀬港沖で実施されている防波堤工事の概要を説明。また現場の海域で作業に従事する若手の潜水士2人が仕事内容などについて話した。

 

 現在、名瀬港沖防波堤では、2018年9月に襲来した台風24号の影響で被災した箇所(東側)の災害復旧工事と、防波堤を高波から守るため、背後に石を敷き詰めて安定させる「裏込め」工事が行われている。

 

 座学後、船で名瀬港から約1キロ沖の防波堤に渡り、工事現場を見学。水中ドローンを使い、海中での作業状況も確認した。

 

 合同現場見学会を担当した畠山建設の原田良仁さんは「皆さんの生活を守るためや、便利にするために建設工事が行われている。皆さんの周りでされている道路などの建設工事にもぜひ興味を持ってもらえたら」などと呼び掛けた。

 

 大島高1年の畠尚史さん(16)は「名瀬港沖でこのような工事が行われていると知らなかった。島への生活物資が搬入される港を、台風などから守るため、安全のために工事が行われていることが分かった」と話した。