徳之島町の福教育長に文科大臣表彰

文部科学省の視聴覚教育・情報教育功労者表彰を受けた徳之島町の福教育長=2日、同町亀津

文部科学省の視聴覚教育・情報教育功労者表彰を受けた徳之島町の福教育長=2日、同町亀津

 文部科学省は1日、2020年度視聴覚・情報教育功労者表彰の被表彰者を公表した。今年度の被表彰者は31人。徳之島町の福宏人教育長(60)が鹿児島県からただ一人選ばれた。奄美からは3例目。

 

 福教育長は母間小、山小学校校長時代の15年度から17年度の3カ年度、同省のICT(情報通信技術)実証事業の一環で、町内の小規模小学校3校をテレビ会議システムでつないだ遠隔合同授業「徳之島型モデル」の実証に取り組んだ。

 

 現職となった18年度以降も遠隔合同授業を継続し、小学校へのタブレット端末導入も推進。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校期間には、タブレットを活用した家庭学習も実践するなど、ICTを活用した小規模校の教育の質向上や学習環境の改善に努めてきた。

 

 福教育長は表彰を受け「子どもたちのために新しい技術を取り入れ、授業改善に取り組んでくれた同僚の成果」と喜びを語るとともに「今後もICTを一つのツールとして有効活用し、遠隔合同授業のノウハウを町内の各学校に波及させ、最先端の学びの町を目指していく」と力を込めた。