昔ながらの黒糖作り体験 伊仙町喜念小学校

サタグルマを使ったサトウキビ搾りも体験した児童ら=4日、伊仙町喜念小学校

サタグルマを使ったサトウキビ搾りも体験した児童ら=4日、伊仙町喜念小学校

   【徳之島総局】伊仙町立喜念小学校(阿部由美校長、児童19人)で4日、同校で収穫したサトウキビを使った黒糖作りがあった。サタグルマ(砂糖車)を使ったキビ搾りの体験もあり、児童らは地域住民などから昔ながらの作り方を教わり、郷土の伝統や農業について学び交流した。

 

 地域の伝統継承を目的に長年続く食農教育の一環。児童らが同校の畑で収穫したサトウキビに加えて、各家庭から持ち寄った原料を県農業開発総合センター徳之島支場で圧搾し、キビの搾り汁100リットルを準備した。

 

 講師役には天城町与名間の平山製糖工場の平山五十六さんを招いた。児童らは3班に分かれて、大釜に入れた搾り汁を煮詰める作業を体験。黒糖を固める石灰の量や釜から取り出すタイミングに注意しながら、黒糖づくりに励んだ。

 

 6年生の作岡愛瑠君(12)は「キビの絞り汁を混ぜていないといけないので大変だった」、森王世君(12)は「自分たちで作った黒糖は甘くておいしかった。お世話になった人に食べてもらいたい」と話した。