漂着ごみ630キロ超回収 龍北中「リサーチきょら」 龍郷町嘉渡の海岸

拾い集めた漂着ごみを分類する生徒ら=28日、龍郷町嘉渡

拾い集めた漂着ごみを分類する生徒ら=28日、龍郷町嘉渡

  龍郷町の龍北中学校(志風寛校長、生徒13人)は28日、同町嘉渡の海岸で漂着ごみを調べる「リサーチきょら活動」を実施した。生徒と教職員ら約20人が参加し、推計630キロ以上の漂着ごみを回収。一部を種類や生産国で分け、海洋汚染問題に理解を深めた。

 

 「リサーチきょら活動」は、同校が2001年から取り組む環境学習。生徒らは1時間以上、約3000平方メートル(テニスコート11面分)の範囲で作業した。集めたごみは漁具や船具、流木、日用品、飲料の容器など多岐にわたり、中国語表記の製品が目立った。

 

 3年生の池田亜翔夢さんは「今年は特にごみが多く、種類もさまざまで大変だったがその分、きれいにできた実感も大きい」、五十嵐美空さんは「今日の経験を今後の調査につなげるとともに、週末など自主的なごみ拾いも大切にしたい」と作業を振り返った。

 

 志風校長は「日本に海外のごみがあるなら、海外には日本のごみがあるかもしれない。環境問題は地球規模で考え、周囲へも啓発してほしい」と生徒に伝えた。この日は奄美海上保安部からも職員3人が参加。作業前に海難事故防止や海洋ごみについて講話した。