知名町地域おこし協力隊が学習支援

ICTを活用した学習支援を展開する知名町地域おこし協力隊の2人=4日、同町

ICTを活用した学習支援を展開する知名町地域おこし協力隊の2人=4日、同町

 新型コロナウイルスの影響で休校となっている児童生徒の学習を支援しようと、知名町地域おこし協力隊は、ICT(情報通信技術)を活用した学習支援「e・labオンラインdeまなび場」を展開している。学習動画の配信に加え、インターネットを介し複数人数で情報を共有できる機能「チャット」を利用して学習相談や体調確認などを行い、児童生徒の学習意欲向上に一役買っている。

 

 支援は無料対話アプリLINE(ライン)を活用。協力隊で同町教育委員会に配属されている釜優貴美さん(40)と地下智隆さん(25)が取り組む。

 

 対象は同町内の小中学生。4月28日に支援を開始し、今月4日までに児童生徒計31人が利用している。

 

 毎日午前7時に児童生徒の健康確認があり、利用は午前8時から午後9時まで。中学生が数学の問題の解き方を質問したり、運営側が設定した「島に住む親戚の人数を数える」といった1日の目標の達成度を児童生徒が確認し合ったりしている。

 

 英語学習動画の撮影を町内の学校施設で行うなど、教育現場との連携も模索している。地下さんは「取り組みが学校単位のオンライン学習の仕組みづくりのモデルになってほしい」と期待を寄せる。

 

 釜さんは「家庭によってインターネット環境が違うという課題もあるが、ICTを活用した学習支援を推進する必要もある。今後も学校と連携して知名町で実現可能な仕組みを考えていきたい」と語っていた。