美しく話す方法伝授 劇団四季、下平川小で

相手に思いを伝えることを意識しながら、一緒に歌を歌う劇団四季の俳優と児童ら=8日、知名町の下平川小学校

相手に思いを伝えることを意識しながら、一緒に歌を歌う劇団四季の俳優と児童ら=8日、知名町の下平川小学校

 劇団四季の俳優による「美しい日本語の話し方教室」が8日、知名町立下平川小学校(今井正校長)であった。同校の5・6年生26人に対し、俳優らが劇の練習に用いるという独自の方法で、聞き手にはっきりと伝わる日本語の話し方を教えた。

 

 教室は同劇団が2005年度から展開する社会貢献活動の一環。11日に島内の全小学生を招待しておきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで行う公演「こころの劇場」を前に実施された。

 

 講師は俳優の野村数幾さん、鈴本務さん、塩入彩音さん。3人は美しく話すためには一音一音分離させ、母音をはっきりと発音することが大切と強調。「おはよう」は「おあおう」のように、言葉を母音だけに変換して発生する練習法も紹介した。

 

 後半は「友達はいいもんだ」の歌唱を通じ、相手に思いを伝えるつもりで、はっきりとした言葉と歌詞の意味を感じて歌う大切さを教えた。

 

 3人は「大きくなって社会に出た時、自分の考えを相手にきちんと伝わるように話すことはとても重要」「きょう勉強したことが皆さんの将来に役立つとうれしい」と語った。

 

 5年生の児童は「一音ずつ分離させて発音することなど知らなかったことを教えてもらった。(俳優の人たちは)すごく元気だなと思った」と笑顔で話した。