群島内8市町村で3週間ぶり学校再開

各教室で校内放送の音楽に合わせ「仰げば尊し」を合唱する児童=23日、龍郷町の大勝小学校

各教室で校内放送の音楽に合わせ「仰げば尊し」を合唱する児童=23日、龍郷町の大勝小学校

 奄美市や龍郷町、喜界町など群島内8市町村は23日、新型コロナウイルス感染防止対策のため臨時休校としていた小中学校を約3週間ぶりに再開した。24日は小学校卒業式、25日には修了式、離任式を予定している。

 

 龍郷町の大勝小学校(佐東忠仁校長、児童120人)では、午前8時15分ごろまでに、ほぼ全児童が登校した。教室でランドセルを降ろすと、校庭に繰り出し、朝会が始まるまで元気に走り回る児童の姿も見られた。

 

 感染防止対策として校内ではマスクを着用。保護者の手作りマスクを使用している児童もいた。教室では座席の間隔を広く取り、換気や手洗いうがいも徹底しているという。

 

 卒業式に出席できない在校生から6年生に感謝の思いを伝えようと、「仰げば尊し」を校内放送で流し、各教室で合唱する場面もあった。

 

 授業では休校中の課題の確認や卒業式の練習などを行い、正午すぎに下校した。

 

 6年生の川上香虹さん(12)は「休校中はすることがなくて暇だった。みんなと会って話せてうれしい。部活のバレーボールもできず最後の大会も中止になって体が鈍っている感じ。中学校ではテニス部に入部したい」と話した。