自立促す教育推進=大島養護学校創立40周年式典

地区唯一の特別支援学校としての役割を再確認した記念式典=28日、龍郷町

地区唯一の特別支援学校としての役割を再確認した記念式典=28日、龍郷町

 創立40周年を迎えた龍郷町の県立大島養護学校(中村周一郎校長)で28日、記念式典があった。行政、教育関係者や保護者らも多数出席。大島地区唯一の特別支援学校として子どもたちの自立や社会参加を目指し、個に寄り添った教育活動を推進することを誓い合った。学習発表会では児童生徒が日ごろの学習の成果を堂々と発表した。

 

 中村校長は「子どもたちの現在と将来を豊かにするため、職員一丸となり努力を重ねる所存」と式辞を述べた。

 

 40周年記念事業実行委員会の松浦久美子実行委員長は「この恵まれた環境は多くの方の温かい気持ち、熱い思いに支えられている」と感謝。生徒代表の勝将大さん(高等部3年)は「歴史と伝統ある学校を誇りに思う。伝統の重みを自覚して先輩方の意思を受け継いでいく」と誓った。

 

 学習発表会は舞台発表や作品展示のほか、児童生徒が製作した陶芸作品、野菜なども販売された。

 

 小学部は創立40周年にちなみ、過去40年間をさかのぼるという設定で劇を上演。仮装した児童らが日本のアイドルブームやサッカーのワールドカップ初出場などを歌と踊りで紹介した。会場には多くの人が詰め掛け、子どもたちの熱演に温かい拍手を送っていた。

 

 大島養護学校は1978年4月に開校。2010年には与論島、13年に沖永良部島、徳之島で特別支援教室も開級された。17年3月現在の卒業生総数は324人。

 本年度は小学部28人、中学部27人、高等部47人、訪問教育学級6人が在籍している。