親子20人、陶芸に挑戦 奄美手熟師会講習

親子連れ約20人が陶芸に挑戦した奄美手熟師会子ども講習会=29日、奄美市名瀬の陶器工房「野茶坊焼」

親子連れ約20人が陶芸に挑戦した奄美手熟師会子ども講習会=29日、奄美市名瀬の陶器工房「野茶坊焼」

 ものづくりの楽しさを伝える奄美手熟師会(岬眞晃会長、講師14人)の2020年度第8回子ども講習会が29日、奄美市名瀬の陶器工房「野茶坊焼」であった。同工房窯元の池波陶柳(本名・池淳一)氏を講師に迎え、親子連れ約20人が陶芸に挑戦した。

 

 奄美手熟師会は、体験活動を通した奄美大島在住の職人らとの交流を目的とし、1992年に発足。毎年度初めに登録した親子会員を対象に各種創作や島唄、昔遊びなどの講習会を実施している。

 

 この日、参加者は陶器作りのうち粘土を成形する工程に挑戦。池波氏は「焼くと小さくなるからイメージより大きめに成形し、空気が入ると割れやすくなるから何度もやり直さないように」などとアドバイスした。

 

 親たちは皿や茶碗など実用的なものを中心に、子どもたちは動物や昆虫をかたどった置き物など自由な発想を形にした。粘土は乾燥させた後、工房で1~2カ月かけて焼き上げる。

 

 母と2人で参加し、粘土を皿やコップ、カメの置き物などに成形した節田小5年の城早恵さん(11)は「形をきれいに整えるのが難しかったけど、カメの顔など工夫もできた。焼き上がりが楽しみ」と話した。