豊作願い、もみまき コロナ収束も祈る 瀬戸内町・油井小中

豊作を願いながらもみをまく児童生徒=26日、瀬戸内町の油井小中学校

豊作を願いながらもみをまく児童生徒=26日、瀬戸内町の油井小中学校

  瀬戸内町の油井小中学校(迫田智志校長、児童生徒9人)で26日、もみまきがあった。夏に収穫する稲わらは、県の無形民俗文化財に指定されている「油井の豊年踊り」で使用する予定。児童生徒は地域住民の指導の下、豊作と新型コロナウイルスの収束を願いながら作業に取り組んだ。

 

 油井の豊年踊りは、旧暦の8月15日に地元の油井集落で披露される。同校の稲作活動もこの伝統芸能に合わせて毎年実施。学校近くの須佐礼集落にある田んぼで、地域住民と一緒に米作りを行っている。

 

 もみまきは同校体育館前で実施。児童生徒は油井集落の永井卓郎区長ら住民3人に教わりながら育苗箱にまんべんなく土をしき、その上に根がらみを解したもみをまいた。育苗箱は田植えの時期まで住民のマンゴーハウスに保管するという。

 

 中学2年生の武元優斗さん(14)は「8回目の経験だけど学ぶことはまだまだ多い。去年はコロナの影響で豊年祭ができなかったので今年は楽しみにしている。いいわらを育てて、いい演舞ができるようにしたい」と話した。

 

 今後は4月に田植え、8月ごろに稲刈り、9月に脱穀、12月に餅つきを予定している。