難民への古着支援 お礼のレポート届く 大島高

難民への古着支援に協力した大島高校の有志生徒ら=6日、奄美市名瀬

難民への古着支援に協力した大島高校の有志生徒ら=6日、奄美市名瀬

  着なくなった子ども服を世界中の難民に贈る「届けよう、服のチカラプロジェクト」(ファーストリテイリング主催)に参加した奄美市名瀬の県立大島高校で6日、主催者から届いたフォトレポートの鑑賞会があった。今年度は47都道府県300余りの学校から32万着の子ども服が集まったという。

 

 事業は、アパレル大手ユニクロ・ジーユーなどを手掛ける主催者がスイスの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と2013年から取り組んでいる。大島高校は今年度初参加で、662着の衣類を贈った。お礼として、主催者から自社製品のマスクが贈られた。

 

 今年度に集まった衣類はまだ現地に届いていないため、活動報告は20年2月に社員がアフリカのマラウイ共和国にある難民キャンプへ服を届けた時の様子や、現地の人々の暮らしぶりなどが紹介された。生徒たちは配給された服を着て笑顔を見せる難民の姿に目を細めていた。

 

 2年生で生徒会副会長の川内優紀江さん(17)は「活動にやりがいを感じたし、もっと難民の人たちが抱える問題の役に立ちたいと思った。コロナの影響で制限もある中、生徒会では、さまざまな募金活動を行っている。このプロジェクトだけでなく、もっと多くの人たちの助けになる活動が世界に広げられたら」と語った。