青春の一こま刻む コロナに負けず全力プレー 大島北高体育祭

台風接近のため体育館であった県立大島北高校の体育祭=5日、奄美市笠利町

台風接近のため体育館であった県立大島北高校の体育祭=5日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の県立大島北高校(下髙原涼子校長、生徒138人)の第52回体育祭は5日、同校体育館であった。新型コロナウイルス感染対策に加え、台風10号接近に伴う悪天候でプログラムは大幅に短縮されたが、生徒たちは全力プレーで青春の一こまを刻んだ。

 

 開会式で生徒会長の實川進之助さん(2年)が「生徒数は少ないが、どこの学校にも負けない熱いパフォーマンスをする」とあいさつ。競技は学年別の3チームに分かれたエール交換に始まり、1年生はクラス対抗で玉入れと長縄跳びを実施。2年生は集団行動、3年生はフォークダンスをそれぞれ披露し、応援団が迫力ある演舞で会場を盛り上げた。

 

 競技中以外はマスクを着用し、プログラムの合間には手洗い、うがいを取り入れるなど感染対策を徹底。来場者も3年生の保護者に限定した。

 

 午前10時、奄美市全域に避難勧告が出されたため、最後に予定していた部活動紹介と閉会式は取りやめて下校した。

 

 3年生の小野有紗さんは「最後なので開催できるだけでうれしい」、植田蒼生団長は「メンバー集めや短い時間の中での練習など大変だったが、なんとか本番前にみんなの動きを合わせることができた。外で披露できなかったのは残念だったが、体育館ででもできてよかった」と話していた。

 

 同日開催を予定していた県立奄美高校(奄美市名瀬)の体育祭は台風10号接近のため中止した。