高専女子が出張授業 児童にプログラミング指導 龍郷町・龍瀬小

プログラム通りにロボットが動くか見守るロボギャルズメンバーと児童=13日、龍瀬小

プログラム通りにロボットが動くか見守るロボギャルズメンバーと児童=13日、龍瀬小

 鹿児島工業高等専門学校(鹿児島高専)=霧島市=の女子学生でつくる「ロボギャルズ鹿児島」の出張授業が13日、龍郷町の龍瀬小学校(福元信之校長、児童65人)であった。県内離島では初めて。5、6年生17人が受講。鹿児島県を代表する理系女子たちからプログラミングについて学んだ。

 

 ロボギャルズは工学分野に興味を持つ女子の育成を目的に2008年にオーストラリア・メルボルン大学の学生が設立したボランティア団体。ロボギャルズ鹿児島は17年に日本3番目の支部として発足し、現在13人の女子学生が所属している。出張授業でメンバー4人が来島した。

 

 授業では海外玩具メーカーが開発したプログラミング学習用のロボットを使用。ロボットには動力機関のほか、センサーが備わっており、児童たちはセンサーで得られた情報に対し、どう動くかをロボットに指示するプログラムをノートパソコンで作成した。

 

 実際にロボットを動かしたところ、うまく動いたり、迷走したり、転倒したりと、グループによって結果はさまざま。児童たちはロボットの動作を歓声を上げながら見守り、プログラミングの楽しさ、難しさを体験した。

 

 6年の園田洋太君は「ロボットが予定通り働いたときは気持ち良かった。頑張って高専を目指してみたい」と笑顔を見せた。

 

 鹿児島高専には5学年で約千人の学生がおり、女子は全体の1割未満。講師として参加した高専3年の満田にこさん(大川小中出身)は「私は映画をきっかけにプログラミングに興味を持ち高専に進学した。奄美の後輩たちも楽しみながら好きなことを追求してほしい」とエールを送った。

 

 ロボギャルズ鹿児島のメンバーは14日、奄美市の笠利小学校と龍郷町りゅうがく館で授業を行う。