高校入試、追加試験実施へ コロナウイルス対応で

 県教育委員会は25日、新型コロナウイルスへの感染や感染疑いなどで2020年度の県立高校一般入試を受けられない出願者を対象に、追加試験を行うと発表した。感染症の対応による公立高校の追加試験の実施は初めて。

 

 県立高校の一般入試は3月5、6の両日に実施予定。追加試験の対象者には、家族が感染したり感染が疑われたりしている場合や、濃厚接触者として経過観察の措置を受けている場合も含まれる。

 

 追加試験は3月23日に行い、24日に合格者を発表する。学科試験の科目は通常の5教科で、1科目の試験時間は20分間。県教委は「2日間の日程を1日間で行うため、1教科当たりの時間を短縮する」と説明。時間に合わせて出題数も変更する。学科試験と面接のほか、学校によっては作文も行われるという。

 

 追加試験の希望者は、出身中学校を通じて3月6日正午までに出願先の高校への連絡が必要で、診断書など医師の判断を示す書類を提出しなければならない。

 

 一般入試当日に熱が出た場合や、追加試験当日の23日まで症状が続いた場合の対応については今後、検討する方針。

 

県教委高校教育課は受検生に対して「手洗いやうがいなどの体調管理に努めるとともに、体調不良時には外出を控え、病状に応じて医療機関を受診してほしい」と呼び掛けた。試験当日はマスクの着用が認められる。

 

 追加試験の対応や詳しい手続きについての問い合わせは、出身中学校か、電話099(286)5291県教育委員会高校教育課へ。