黒糖作りで歴史学ぶ 3・4年6人が作業体験 大和小

地域住民に教わりながら黒糖を作る児童=1月30日、大和村の大和小学校

地域住民に教わりながら黒糖を作る児童=1月30日、大和村の大和小学校

 大和村の大和小学校(大江修校長)で1月30日、児童たちが育てたサトウキビを使った黒糖作りがあった。3・4年生6人が刈り取りや圧搾などの作業を体験し、地域の歴史に理解を深めた。

 

 大和村は奄美のサトウキビ栽培発祥の地とされる。黒糖作りは郷土学習の一環。原料のサトウキビは校内の畑で栽培した。

 

 児童たちは前日に刈り取ったキビ285本を圧搾機にかけ、搾り汁約20リットルを大釜で煮詰めた。指導役を務めた思勝集落の赤井貞文さん(88)によると、台風の影響を受けた昨年よりもキビの量が多く、長さも良いという。

 

 児童たちは、キビ汁や水飴など味見をしながら黒糖に変化していく様子を観察。赤井さんら地域住民に教わりながら石灰を加え、焦げ付かないよう交代でかき回して甘い黒糖を作り上げた。

 

 黒糖作りは初挑戦という4年生の山口依芭さん(10)は「甘くて少し奥に苦味があったのがよかった。おいしくできてうれしい。昔の人が大変な思いをしてサトウキビを作っていたことが分かった」と笑顔で話していた。