2学期がスタート 台風で臨時休校も 奄美群島

始業式で2学期の目標を発表する代表児童生徒=1日、奄美市名瀬の崎原小中学校

始業式で2学期の目標を発表する代表児童生徒=1日、奄美市名瀬の崎原小中学校

 奄美群島のほとんどの公立小中学校で1日、始業式があった。児童生徒は夏休みを振り返り、新学期の目標を設定。気持ちも新たに最も長い2学期のスタートを切った。台風9号の接近に伴い、一部で臨時休業や午前授業の措置を取る学校もあった。

 

 奄美市名瀬の崎原小中学校(長﨑克則校長、児童生徒22人)の始業式は、同校体育館であった。

 

 代表で児童3人、生徒1人が夏休みの思い出と2学期の目標を発表。小学4年生の辺木美咲さん(10)は「2学期は炭作りが楽しみ。今年もみんなで協力して地域の人に喜んでもらえる炭を作りたい。うがい手洗いをしっかりして心も体も元気に過ごしていきたい」、中学2年生の愛川琥珀さん(14)は「夏休みが短くて宿題が終わるか心配だった。次はきちんと計画を立てて取り組みたい。運動会で初めて団長を務めるので緊張するが、みんなで協力していいものにしたい」などと述べた。

 

 長﨑校長は「大きなけがや事故がなかったので安心している」と話し、引き続き新型コロナウイルスの感染予防に取り組み、今後の台風情報にも注意するよう呼び掛けた。

 

 各市町村教委によると、臨時休校としたのは徳之島、沖永良部島、与論島の全学校。奄美大島では瀬戸内町の一部で休校。同町と大和村、宇検村の一部で午後からの授業を打ち切り、下校時間を早めた。2日についてはほとんどが早朝に判断するとした。

 

 知名町立知名小学校(児童183人)の長野秀樹校長は「夏休み明け初日で児童との再会を楽しみにしていたが、安全を第一に考えて臨時休校とした。台風が通り過ぎた後に新学期をスタートさせたい」と話していた。

 

 定時制を含む群島内の高校も南3島を中心に5校が臨時休業、4校が午後からの授業を打ち切るなどの対応を取った。