「世界の昆虫展」始まる 龍郷町

2018年08月18日

子ども・教育

同日開催された標本名付け会・相談会で昆虫を紹介する碇山弘治さん(左)=17日、龍郷町のりゅうがく館

同日開催された標本名付け会・相談会で昆虫を紹介する碇山弘治さん(左)=17日、龍郷町のりゅうがく館

  龍郷町の夏休み特別企画「世界の昆虫展」が17日、同町の生涯学習センター「りゅうがく館」で始まった。同町玉里在住の碇山弘治さん(76)が町教育委員会に寄贈した標本12点を展示している。

 

 寄贈品は碇山さんが30代から35年ほどかけて収集したもの。自ら走り回って取ったものや、コレクター仲間から譲り受けたものもあるという。オオゴマダラやシジミチョウ、アゲハチョウ、トリバネアゲハなどに加え、クワガタやカブトムシも見ることができる。

 

碇山さんは「子どもたちが昆虫の生態を知る切っ掛けになってほしい」と話し、碇山和宏教育長は「貴重な世界の昆虫を寄贈していただき感謝している。たくさんの子どもたちが見て、昆虫に興味を持ったり、環境に対する思いを深めてくれれば」と語った。

 

 展示は31日まで。27日に標本12点を入れ替える。閲覧は午前9時~午後10時(日曜は午後5時まで)。