さあ夏休み! 9月2日までの44日間 奄美の小中高校で終業式

2018年07月21日

子ども・教育

初めての通知表を見つめる小学1年生=20日、奄美市の名瀬小学校

初めての通知表を見つめる小学1年生=20日、奄美市の奄美小学校

 奄美の公立小中学校とほとんどの高校で20日、1学期の終業式があった。児童生徒たちは学校生活を振り返り、44日間の夏休みへの期待に胸を膨らませていた。

 

 奄美市名瀬の奄美小学校(幸本美智也校長、児童483人)の式は同校体育館であった。児童を代表して5年生の前島颯一朗君(10)は「1学期は水泳で平泳ぎで速く泳げるようにたくさん泳いだ」、2年生の野間口芽依さん(7)は「夏休みは家での勉強を頑張る」などと発表した。

 

 幸本校長は「家族や友達と楽しい夏休みを過ごしてほしい。外で遊ぶときは帽子をかぶって水を小まめに飲んでください」と呼び掛けた。

 

 式後、各教室では担任教諭が一人一人に通知表を手渡した。1年の中田寧々さん(7)は「通知表はお母さんに見せたい。夏休みはお姉ちゃんといっぱい遊ぶ」と話した。

 

 同校はこの日、給食を校内で調理する自校方式給食の最終日。給食関係職員5人に感謝を伝える会もあり、児童代表がお礼の手紙を手渡した。