スポーツの秋到来 小、中学校運動会 コロナ対策で規模縮小 奄美群島
2020年09月15日
子ども・教育
奄美群島各地の小学校や中学校、小中併設校で13日、運動会や体育大会があった。新型コロナウイルス感染防止のため、多くの学校で規模縮小などの対策が取られたが、子どもたちは保護者や地域住民らの声援を受け、日頃の練習の成果を発揮。爽やかな汗を流してスポーツの秋を楽しんだ。
大和村の大和中学校(有村哲郎校長、生徒37人)は創立10周年を記念した体育大会。悪天候によるグラウンド整備のため30分遅れのスタートとなったが、生徒たちは雨に降られ泥だらけになりながらも短距離走や応援合戦、リレーなど12種目で熱戦を展開した。
夏休み明けから練習を重ねてきた全校生徒による集団行動では息の合った演技を披露。「10周年おめでとう」の掛け声とともに人文字で「10」を作り上げると、来場者から歓声が上がった。
集団行動の指揮を執った3年の出見優斗さん(15)は「10周年のプレッシャーはあったが、みんないい動きができていた。新型コロナや雨の影響でプログラムも短縮されたが、楽しめているのでよかった」と話した。