古仁屋高校で平成最後の文化祭

2018年10月28日

子ども・教育

ダンスを取り入れたコミカルな演技で会場の笑いを誘った3年生の劇=27日、瀬戸内町の県立古仁屋高校

ダンスを取り入れたコミカルな演技で会場の笑いを誘った3年生の劇=27日、瀬戸内町の県立古仁屋高校

 瀬戸内町の県立古仁屋高校(大山良一校長、生徒107人)で27日、第64回文化祭があった。生徒たちはステージ発表や展示コーナーなど多彩な催しを展開。訪れた保護者や地域住民らと共に「文化の秋」を楽しんだ。

 

 今年のテーマは「古高祭~平成最後だよ!全員集合!~」。体育館の舞台では各クラスが劇やダンスを披露。部活動や有志によるステージ発表も会場を盛り上げた。

 

 校舎内では書道部の作品や美術同好会のイラスト、地理歴史公民選択者が制作した同町久慈集落の白糖製造工場復元模型などを展示した。

 

 閉会式ではスペシャルゲストとして奄美市名瀬出身のシンガー・ソングライター平田輝さんが登場。生徒たちと共同制作した同校のテーマソング「古高魂Oh!Yeah!」の全員合唱で締めくくった。

 

 文化祭実行委員長の吉眞奈佳さん(18)=3年=は「短い準備期間の中で全員が協力して楽しめた。最高の文化祭になった。古仁屋高校の良さを地域の方々にも伝えられたと思う」と話していた。