大島地区中学弁論・英語暗唱大会 和泊町

2019年12月13日

子ども・教育

32人の生徒が登壇した大島地区中学校の弁論・英語暗唱大会=11日、和泊町

32人の生徒が登壇した大島地区中学校の弁論・英語暗唱大会=11日、和泊町

 日本復帰記念第35回大島地区中学校弁論・英語暗唱大会(同地区教育委員会連絡協議会主催)が11、12の両日、和泊町立和泊中学校あかね文化ホールであった。奄美12市町村の代表生徒32人が登壇し、堂々とした弁論や、英語暗唱とショートスピーチを披露。弁論は奄美市名瀬中の福崎風和里(ふわり)さん(3年)、英語暗唱・ショートスピーチは同校の平田こはなさん(同)が、それぞれ最優秀賞を受賞した。

 

 保護者や学校関係者、和泊中の生徒らが聞き入る中、生徒たちは声に抑揚をつけたり、身ぶり手ぶりを交えつつ、力強く発表した。

 

 福崎さんは「命」に関する本や自分が産まれた時の母子手帳を読んだり、母から話を聞く中で感じた命の尊さと、母への恩返しのため自分ができることについての考えなどを発表。心理カウンセラーという将来の目標に向け「この命を大切に、必死に生きていきたい」などと主張した。

 

 平田さんは流ちょうな英語暗唱を披露。ショートスピーチも「Step by Step」の題で自分の考えを堂々と発表した。

 

 他にも友達や家族、島での暮らしなど身近な出来事を題材にした弁論やショートスピーチが多く見られた。

 

 同大会は隔年に各地区持ち回りで開催。次回は2021年度に龍郷町で開かれる予定。

 

 優秀賞の受賞者は次の通り。(敬称略)

 

 ▽弁論 會田迅(赤木名中2年)、榮琉桜(田皆中2年)▽英語暗唱・ショートスピーチ 上唐湊実(天城中3年)、森杏里(名瀬中3年)