奄美群島の小中高で終業式

2019年07月20日

子ども・教育

初めての通知表を受け取る1年生=19日、奄美市名瀬

初めての通知表を受け取る1年生=19日、奄美市名瀬

 奄美群島の公立小、中学校と高校で19日、1学期の終業式があった。児童生徒は学校生活を振り返り、44日間の夏休みの始まりに胸を躍らせた。

 

 奄美市名瀬の伊津部小学校(末吉正承校長、児童228人)の式は同校体育館であった。児童を代表して4年生の法島鵜臣君は「春に転校してきて不安だったけど友達もできて楽しく毎日を過ごしている。奄美大島に来てよかった」、6年生の岩崎二子さんは「修学旅行で戦争はあってはならないことだと学んだ。夏休みは環境調査隊として自然について学びたい」などと発表した。

 

 末吉校長は、同校のキャッチフレーズ「みんな良くなれ伊津部の子」を達成するために①人②地域社会③自然④自分自身―のために感謝されること、褒められることをやってみようと呼び掛けた。

 

 式後、各教室では担任教諭が一人一人に通知表を手渡した。1年の林姫奈さんは「夏休みはお母さんのお手伝いをしたい。2学期も勉強を頑張れるように宿題もちゃんとする」と張り切っていた。