授業導入優秀賞を受賞 大島高校の3人

2019年12月26日

子ども・教育

英語ディベート全国大会に出場した大島高校の(左から)吉原教諭 箕輪さん、中島さん、東さん=22日、東京大学

英語ディベート全国大会に出場した大島高校の(左から)吉原教諭 箕輪さん、中島さん、東さん=22日、東京大学

 大島高校英語部の代表3人が21~22日に東京大学で開催された第5回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会に出場し、英語力とディベート(討論)力を競った。同校は決勝トーナメントには進めなかったものの、授業導入優秀賞を受賞した。

 

 大会は一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会が主催。1チーム3人で、チーム別に肯定と否定の役割が割り当てられ、示されたテーマについて15分間で準備し、英語で議論を交わし説得力を競う。今回は全国から65校が参加した。

 

 大島高校は校内予選で選ばれた2年生の中島麗さん、東美寿さん、箕輪千里さんが、「部活動の休養日」や「英語共通テストの民間試験導入見送り」などをテーマに壇上での討論に臨んだ。大会を終え、生徒たちは「英語力以外にも論理的思考や討論力が問われた」「時事問題など広範囲に出題されるテーマに備え、新聞やニュースでの情報収集に努めた。大会で学んだことは大きい。今後の部活動に生かしたい」などと感想を述べていた。

 

 指導に当たった吉原宇勇教諭は「1カ月にも満たない短い準備期間の中、全国の強豪校相手に立派に戦った」と生徒たちの健闘をたたえた。吉原教諭は大会の審査員も務め、ジャッジ賞を受賞した。