日本語学校で入学式 カケハシIS奄美校

2018年10月12日

子ども・教育

浜崎理事長から入学証書を受け取る新入生=11日、奄美市名瀬

浜崎理事長から入学証書を受け取る新入生=11日、奄美市名瀬

 東南アジアの若者らを受け入れる日本語学校「カケハシインターナショナルスクール奄美校」(奄美市名瀬、中川智尚校長)の第7回入学式が11日、奄美市名瀬の集宴会施設であった。ネパールとベトナム、モンゴルから計15人が入学。日本の大学進学などを目指して決意を新たにした。

 

 式には来賓や職員、通訳ら約40人が出席。新入生は入国が遅れている5人を除く10人が出席した。

 

 同校の浜崎幸生理事長(73)は「奄美大島は自然と人情の豊かな島。安心して学業に励んでもらいたい」とあいさつした。

 

 新入生のベトナム出身のグエン・フー・イェンさん(19)は「いつかベトナムで日本料理のレストランを開くのが目標。日本語を覚え、日本のホテルやレストランの仕事を勉強したい」と語った。

 

 式に続いて食事会があり、新入生は在校生や職員らと交流を深めた。

 

 同校は2015年10月に開校。4月入学は2年、10月入学は1年半の課程となる。現在、新入生を含め学生は39人。