保育所で読み聞かせ 龍郷町地女連

2020年08月09日

子ども・教育

指人形劇に夢中になる園児ら=7日、龍郷町瀬留

指人形劇に夢中になる園児ら=7日、龍郷町瀬留

 龍郷町地域女性団体連絡協議会(泰淳子会長)は7日、同町瀬留の龍瀬へき地保育所(白井舞所長、園児7人)で読み聞かせ会を行った。絵本の朗読や紙芝居など7作品を披露し、大喜びする園児と共に楽しいひとときを過ごした。

 龍郷町地女連は地域貢献活動の一環として毎年、町内の保育所などで読み聞かせ会を開いている。今年は新型コロナウイルスの影響で活動を自粛していたが、「子どもたちが楽しみにしている」という声を受け、マスクやフェースガードなどで感染予防対策を取った上で実施した。

 この日は会員3人と町りゅうがく館の職員1人が参加。絵本4冊の朗読と昔話の紙芝居、人形を使った「エプロンシアター」などを披露した。園児たちは次々と展開される出し物に夢中になり、登場人物に声援を送ったり時には泣き出したりしながら楽しい物語の世界に浸った。

 泰会長は「新型コロナでイベントの中止が続く中、子どもたちの生き生きとした表情を見ることができてうれしい」と笑顔。会員たちは約1時間の朗読会を終え、園児たちから「楽しかった」「また来てね」と声を掛けられながら保育所を後にした。