県電卓競技で団体2位 樟南第二高

2018年06月27日

子ども・教育

県高校珠算・電卓競技大会で上位入賞した生徒ら(前列左2人目から德さん、嶺山さん)=提供写真

県高校珠算・電卓競技大会で上位入賞した生徒ら(前列左2人目から德さん、嶺山さん)=提供写真

 第65回県高校珠算・電卓競技大会が3日、鹿児島市の鹿児島商業高校であり、電卓競技の部で天城町の私立樟南第二高校(牧園弘光校長)の商業科が団体2位に入った。個人総合で同校1年の德夢叶(ゆめか)さんと3年の嶺山竜星さんが2位となり、2人は7月21日に鹿児島市のかごしま県民センターである九州大会出場権を獲得した。德さんは8月1日に東京・足立区の東京武道館で開かれる全国大会出場も決めた。

 

 県大会には商業系学科のある県内9校、奄美勢は同校が唯一出場した。電卓の個人種目別応用計算の部でも樟南第二高の生徒が活躍。嶺山さんと2年の政咲絵さんが2位、德さんと2年の高田歩来(あゆき)さんが3位に入った。

 

 九州、全国大会に向けて德さんは「初めてのことばかりで、うまくできるか不安だが、たくさんの人たちが応援してくれていることを忘れずに、しっかり準備して少しでも良い結果を残せるように頑張りたい」と意欲をみせた。

 

 嶺山さんは今月10日にあった第149回日商簿記検定で2級を取得した。連日約10時間の勉強に励んだという嶺山さんは「毎日の勉強を苦労した分、合格した時の喜びは大きかった。今後は検定合格を強みとして、進路に生かしていきたい」と述べた。