竿さん(下平川小2年)に最優秀賞 「住みよい地球」全国作文コン

2020年12月23日

子ども・教育

「住みよい地球」全国小学生作文コンクールで最優秀賞を受賞した下平川小2年の竿さん=21日、知名町

「住みよい地球」全国小学生作文コンクールで最優秀賞を受賞した下平川小2年の竿さん=21日、知名町

 知名町立下平川小学校2年の竿めいさん(8)がこのほど、「住みよい地球」全国小学生作文コンクール2020(岩谷産業主催)で、最高賞の最優秀賞(2点)を受賞した。竿さんは「一生懸命書いた作文で賞をもらえてうれしい」と受賞の喜びを話した。

 

 コンクールは、文部科学省や環境省などが後援し、児童に地球環境への関心を高めてもらおうと2010年から毎年実施。今回は海外の日本人学校も含む491校から3783点の応募があった。

 

 竿さんの作品のテーマは「大すきな海をまもりたい」。3年前から家族で沖永良部島各地の海岸のごみ拾いをしている竿さん。最初は「わたしが捨てたごみじゃないのにな」と思っていたが、プラスチックごみが海の生物に深刻な影響を及ぼしていることなどを知り、頑張ってごみ拾いをするようになったという気持ちの変化をつづった。

 

 竿さんは「魚とかカメとか、海の生きものを守るため、ごみ拾いを続けたい」とも話していた。