読む・聞く楽しさ伝える MBCアナウンサー迎え朗読会 奄美市笠利町の佐仁小学校

2018年07月09日

子ども・教育

岩崎アナと森アナの朗読に聞き入る児童ら=6月29日、奄美市笠利町

岩崎アナと森アナの朗読に聞き入る児童ら=6月29日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の佐仁小学校(古園伸一郎校長、児童10人)で6月29日、MBC南日本放送のアナウンサーによる朗読会がありました。岩崎弘志アナと森万由子アナが訪れ、発声練習やネリヤカナヤ創作童話コンクールの作品朗読を披露し、読むこと・聞くことの楽しさを伝えました。

 

 朗読会は奄美の魅力を地域内外に伝えることが目的です。岩崎アナと森アナは自己紹介の後、いい声で朗読するための発声、発音の練習法を伝授。朗読はコンクール作品である「ヤドカリ兄弟の大冒険」のほか、昨年まで同校の在校生だった児童(4年)の読書感想文「わたしの通ちょう」を紹介しました。

 

 「あらしのよるに」(きむらゆういち著)は2人が物語に登場するヤギとオオカミになりきり朗読。児童たちは効果音や登場人物の感情を意識した巧みな朗読に聞き入っていました。

 5年の児童(11)は「アナウンサーの仕事を知ることができた。間を空けて読んだり、はっきり口を開けて読むのが大事だとわかった」、もう1人の5年生(11)も「登場人物の気持ちを考えることができた。気持ちを込めて読むところが勉強になった。まねしたい」と話していました。