選管立会いの模擬投票 喜界中学校

2018年10月20日

子ども・教育

投票を模擬体験する生徒ら=17日、喜界町の喜界中学校(提供写真)

投票を模擬体験する生徒ら=17日、喜界町の喜界中学校(提供写真)

 喜界町の喜界中学校(長元武彦校長)で17日、町選挙管理委員会の選挙出前講座があった。対象は3年生54人。生徒たちは模擬投票や講話を通して政治や選挙への関心を高めた。

 

 町選管の平馬尚樹事務局長(47)は若者の投票率向上など選挙の課題や期日前投票制度などについて説明した。奄美署の喜界幹部派出所員の講話もあり、生徒たちはインターネット上の会員制交流サイト(SNS)を利用した投票の呼び掛けによる選挙違反も学んだ。

 

 模擬投票は選挙で実際に使う投票箱と記載台を使用した。生徒たちは選管立ち会いの下、投票所への入場や投票などを体験した。

 

 浜田叶夢さん(15)は「18歳から有権者になる。自分たちの手で社会をつくっていかなければならないことを実感した」と話した。