高度技術習得に13人/ベトナムからの留学生も入学 ―奄美情報処理専門学校

2018年04月14日

子ども・教育

福山校長からノートパソコンを貸与される新入生=13日、奄美市名瀬

福山校長からノートパソコンを貸与される新入生=13日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の奄美情報処理専門学校(福山洋志校長)の第17回入学式が13日、名瀬の県立奄美図書館であった。新入生は13人で、このうち4人はベトナムからの留学生。保護者や関係者など約40人が見守る中、高度な情報技術を学ぶために新たなスタートを切った。

 

 福山校長は「コンピューターを使い、人のためになる仕事ができるように、基礎を学んで足元を固め、次の目標を決めましょう」と式辞を述べた。

 新入生を代表して池﨑祐人さん(19)=大島高校卒=は「小中高と違い、専門的知識を身に付ける必要がある。何事にも全力で取り組み、充実した学生生活を送ることを誓います」とあいさつ。

 

 在校生を代表して本田路敏(ろびん)さん(19)は「壁にぶつかったときは、クラスメートや先輩、先生などに気軽に相談してください。より楽しく学べます」と歓迎した。

 同校は新入生に授業で使用するノートパソコンを貸与する。2年間でコンピュータープログラムなどの技術を習得すると、卒業時にプレゼントされる。