3年連続全国大会へ 天城中ダンス「ほしぞらパレット」

2019年12月05日

子ども・教育

全国大会出場へ意気込む天城中のダンスチーム「ほしぞらパレット」(上)とコンクール県大会優勝を決めたダンス=4日、天城町役場

全国大会出場へ意気込む天城中のダンスチーム「ほしぞらパレット」(上)とコンクール県大会優勝を決めたダンス=4日、天城町役場

 天城町立天城中学校(副田明彦校長、生徒77人)の1年生女子8人でつくるダンスチーム「ほしぞらパレット」はこのほど、第7回小・中学校リズムダンスふれあいコンクール県中学生DVD審査会の規定曲部門で優勝した。同校は今月27日、東京都港区のマイナビBLITZ赤坂で開かれる全国大会へ3年連続で出場する。

 

 規定曲部門には14チームのエントリーがあり、県審査会を主催する南日本放送(MBC)が先月中旬、DVD審査を実施。動きの完成度や躍動感、チームワークなど5項目を審査した。

 

天城中ダンスチーム演技191204徳 ほしぞらパレットは10月にチームを結成した。演技時間は1分半で、規定演技と創作演技は各45秒。メンバーは昼休みなど短い空き時間を活用しながら、島らしい「ワイド、ワイド」の掛け声を盛り込んだ創作ダンスの考案や規定演技の振り付けを確認。結成1カ月足らずで撮影に臨んだ。

 

 メンバーは4日、町役場を訪れ、森田弘光町長を表敬訪問。森田町長は「世界自然遺産登録を目指す島に生まれ育ち、頑張っている姿勢を全国大会で発揮してもらいたい」と激励した。

 

 表敬後は役場1階ホールでダンスを披露し、町職員や来庁者から大きな拍手が送られた。チームリーダーを務める松本唯奈さん(13)は「全国大会に向け、日々練習に励んでいる。1年生だけで挑むが声を出して(審査員の)印象に残るよう、元気いっぱい頑張る」と意気込んだ。