「やめよう盗採盗掘」 合同パトに20人参加 徳之島3町

出発式を終え担当エリアへ向けて出発するパトロール隊車両=29日、徳之島町花徳

出発式を終え担当エリアへ向けて出発するパトロール隊車両=29日、徳之島町花徳

 【徳之島総局】希少野生動植物の盗採、盗掘を防止する徳之島3町合同パトロール出発式が29日、徳之島町の花徳里久浜であった。徳之島地区自然保護協議会の3町会員のほか、環境省、林野庁、県、徳之島警察署など関係機関から約20人が参加。式後は6グループに分かれて、林道や山道のパトロールに出発した。

 

 合同パトロールは、ゴールデンウイークで来島客が増えるのに合わせた恒例行事。開会あいさつで同協議会の美延治郷会長は「パトロールを通じて島全体で盗採盗掘防止に力を入れていることを伝え、徳之島では違法な採取はできないと思わせる雰囲気をつくりたい」と力を込めた。

 

 環境省徳之島管理事務所の福井俊介国立公園管理官によると、徳之島では植物は着生ラン類やエビネ類、昆虫はクワガタ類の盗掘、盗採が多いという。パトロールはゴールデンウイーク期間中も継続し、不審者、不審車への警戒活動のほか、外来生物や希少種の調査、記録も行う。