「地域の秘話伝えられた」 エコツアーガイド修了 奄美市

エコツアーガイド育成研修の最終回で、修了証を受け取る受講生=6日、奄美市名瀬の奄美会館

エコツアーガイド育成研修の最終回で、修了証を受け取る受講生=6日、奄美市名瀬の奄美会館

 奄美群島広域事務組合主催のエコツアーガイド育成研修会の最終回が6日、奄美市名瀬の奄美会館であった。参加した受講生58人は、1年間かけて企画した集落歩きのツアーの成果を報告し、修了証を受け取った。

 

 研修会は奄美・沖縄の世界自然遺産登録に向け、質の高いガイドの量的確保、就業機会の創出を目的に、奄振の非公共事業を活用して14年度に開始。18年度の研修は群島5島で各7回ずつ行われた。

 

 この日は奄美大島の受講生7グループがそれぞれのツアー成果を報告。大和村今里集落を歩いた企画「パワースポット今里立神」は、カツオ漁業の碑やサンゴの石垣などを巡り、沖の立神を紹介しながら今里集落の盛衰や暮らしを伝えた。また大和村を代表する果樹スモモを使った菓子を提供するなどして、参加者から好評を得た、と報告した。

 

 一年間受講した今里集落の米国人、ショースタク・ティムさん(29)は「通訳ガイドもしているが、企画から立ち上げてガイドをしたのは初めて。インターネットにも出てない地元の話を知り、参加者に伝えることができた」と満足げに振り返った。

 

 今後喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島でも順次最終報告会と修了式を行う。