「奄美市子育て支援」策定本格化

奄美市子ども・子育て会議の第2回会合=29日、奄美市名瀬

奄美市子ども・子育て会議の第2回会合=29日、奄美市名瀬

 奄美市子ども・子育て会議(奥田敏文委員長、委員14人)の第2回会合は29日、市役所委員会室であった。第2期子ども・子育て支援事業計画の策定作業を本格化。骨子案では基本理念を「子どもがいきいきと健やかに育つ心豊かなまちづくり」とし、6項目の基本目標を設定する。委員からは父子家庭の支援充実や保育士の研修体制構築などの要望が上がった。

 

 基本理念は1期計画を継承する。基本目標は▽質の高い教育・保育、その他の子ども・子育て支援の総合的な提供▽地域の子育て支援充実▽子どもの健やかな成長に向けた支援▽仕事と生活の調和の推進―など6項目を設定。

 

 計画に盛り込まれた子育てに関する各種データでは、委員が妊婦健診受診率100%、3歳児虫歯有病者率の減少傾向などを踏まえ「取り組みの結果が出た」と評価した。一方で「離婚率が高い。虐待などフォローの必要な家庭が増えている」と課題を挙げた。

 

 このほか市議会政策立案推進会議の政策提言書、子育て支援施設職員対象のアンケート結果を基に意見交換した。

 

 委員の一人は「母子家庭向けの住宅はあるが父子家庭は行政支援が少ない」と指摘したほか、公園の駐車場不足や年齢に応じた公園遊具の設置、保育士の研修体制構築などの課題、要望が上がった。

 

 別の委員は「市の施策をアピールし、子育てしやすいまちの機運醸成を」と要望。福祉政策課は「現在サイト構築を進めている」と説明した。