「戦争の抑止力になる」

市議会最終本会議

奄美市への陸上自衛隊配備を求める意見書を賛成多数で可決した市議会=3日、奄美市議会本会議場

 奄美市議会6月定例会は3日、最終本会議があった。奄美市への自衛隊配備を求める意見書と、奄美大島への自衛隊基地建設中止を求める陳情の審議が行われた。賛否双方の採決が行われた結果、配備を求める意見書を賛成多数で可決し、基地建設中止を求める陳情は不採択とした。集団的自衛権の行使を容認する解釈変更を行わないよう求める意見書は賛成少数で否決した。
 奄美市への陸上自衛隊配備を求める意見書は賛成、反対の立場から討論があった。反対の立場では関誠之(社民)、﨑田信正(共産)の2議員が登壇。関議員は「奄美市に陸上自衛隊を誘致することは、奄美群島が再び戦場になることになる。住民の意思を示す住民投票を提案する」。﨑田議員は「防衛省の意向を無批判に受け入れるだけで、平和外交の必要性などについては一言の言及も見当たらない。このような自衛隊配備を求める意見書には賛成することはできない」とそれぞれ訴えた。