ペットは大切に飼って 2カ所でキャンペーン 奄美大島

ペットの適正飼養を呼び掛けた街頭キャンペーン=15日、奄美市名瀬

ペットの適正飼養を呼び掛けた街頭キャンペーン=15日、奄美市名瀬

 ペットの適正飼養を啓発する街頭キャンペーンが15日、奄美市と瀬戸内町の2カ所であった。行政、民間団体などの関係者がスーパー前で買い物客らにチラシを手渡し、「ペットは愛情と責任を持って飼いましょう」と呼び掛けた。

 

 世界自然遺産登録を目指す奄美大島では、野生化した猫(ノネコ)や犬(ノイヌ)が希少な動物を捕食して、生態系への影響が懸念されている。キャンペーンは動物愛護週間(9月20~26日)にちなんで、国、県、各市町村などの関係機関で構成するノイヌ・ノネコ対策検討会が2015年から毎年実施している。

 

 奄美市名瀬のタイヨー浦上店前では、関係者ら10人がチラシを配布し、飼い猫の室内飼いや繁殖を制限するための不妊手術、マイクロチップ装着などの周知を図り、適正飼養への協力を呼び掛けた。

 

 奄美大島ノイヌ・ノネコ対策検討会事務局の實成隆志・県大島支庁衛生・環境室長は「犬や猫をみだりに捨てたりすると、アマミノクロウサギなど希少な動物に危害を及ぼす恐れがある。ペットは飼い主の管理の下、終生飼養をお願いしたい」と話した。

 

 徳之島でも9日に街頭キャンペーンを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止した。