ワクチン接種の留意点学ぶ 医療関係者ら120人が研修 県、県医師会

ワクチン接種の留意点などについて説明があった研修会=3日、鹿児島市の県医師会館

ワクチン接種の留意点などについて説明があった研修会=3日、鹿児島市の県医師会館

 【鹿児島総局】県と県医師会は3日、鹿児島市の県医師会館で新型コロナウイルスのワクチン接種研修会を実施した。行政や医療関係者ら約120人が参加。接種前後に必要な業務の流れやワクチンの取り扱いなどについて説明があったほか、副反応への対応など「接種の留意点」について学んだ。

 

 県内のワクチン接種は2月19日に鹿児島医療センター(鹿児島市)で先行して始まり、近く医療従事者7万5000人を対象とした優先接種が開始される。

 県くらし保健福祉部ワクチン接種調整班の担当者は「今週と来週に約1万人分ずつ計約2万人分のワクチンが到着する予定。医療従事者の中でもより感染の危険性が高い人への接種を優先する必要がある」と話した。ワクチンの情報を共有する専用システムの設定方法の説明もあった。

 

 講演で鹿児島大学大学院の西順一郎教授(微生物学)は「(副反応がでないか確認するため)接種後は少なくとも15分、過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状などを引き起こしたことがある人は30分程度の経過観察が望ましい」と説明。「ワクチンを接種しても安全が保障されるわけではない。基本的な感染対策は引き続き必要だ」と話した。

 

 研修の様子はウエブ会議システム「ZOOM(ズーム)」を通し、県内の各地の医療従事者などに配信された。