与論の映像、世界が評価 フィルムロケ部門で2位 ポルトガル開催の国際観光映像祭

与論島がPR用に制作した観光動画

与論島がPR用に制作した観光動画

 【沖永良部総局】国際観光映像祭「ART&TUR」の授賞式が現地時間の25日、ポルトガルのトレシュベドラシュであり、与論島の観光動画「Yoron Island Japan in8K HDR(ヨロン8K)」が国際コンペティションのフィルムロケーション部門で2位を獲得した。町側は「与論の魅力が世界で評価された」と喜び、今後も動画を活用した島の魅力発信と観光誘客に力を入れる考えだ。

 

 「ヨロン8K」は与論町が観光PR用として映像作家の永川優輝さんに依頼して制作。今年3月に大阪で開催された日本初の国際観光映像祭の国内部門でグランプリを受賞。主催者側から推薦を受け、世界的に栄誉ある映像祭「ART&TUR」への出品が決まった。

 

国際観光映像祭「ART&TUR」の授賞式に臨んだ山町長(右から2人目)=現地時間25日、ポルトガルのトレシュベドラシュ(提供写真)

国際観光映像祭「ART&TUR」の授賞式に臨んだ山町長(右から2人目)=現地時間25日、ポルトガルのトレシュベドラシュ(提供写真)

 同映像祭の国際コンペティション部門には52カ国から219作品が出品され、最終審査にはヨロン8Kを含む25作品がノミネートしていた。

 

 海外出張し、授賞式に臨んだ山元宗町長は「海外で与論の動画がこれだけ高い評価をいただいたことに島民の一人として大変誇りに思う。世界に誇れる島の自然や文化を大切に守り、引き継いでくれた島の祖先の方々に感謝したい」と喜んだ。

 

 ヨロン8Kは動画共有サイト「ユーチューブ」で400万回以上再生されるなど、与論島のPRに活用されている。同町商工観光課は「映像祭で世界的な評価を得たことで、与論島のPRはもちろん、この制作動画そのものの価値も一層高まった。インターネットへの配信だけでなく、この動画作品を今後さまざまなことに活用していきたい」としている。