中心市街地のにぎわい再生へ奄美市地方再生CC会議

官民連携で市街地活性化を目指す奄美市地方再生CC推進会議の初会合=17日、市役所

官民連携で市街地活性化を目指す奄美市地方再生CC推進会議の初会合=17日、市役所

 官民連携して奄美市名瀬中心市街地のにぎわい再生を目指す「奄美市地方再生コンパクトシティ(CC)推進会議」の初会合が17日、市役所大会議室であった。国土交通省と内閣府が進める「地方再生コンパクトシティ」のモデル都市選定を受けて設置された。当面は「都市計画道路末広港線(末広本通り部分)のまちづくり活動」をプロジェクトテーマに設定し、各種イベントなどソフト面の利活用方法を検討していくことを確認した。

 

 モデル都市は2018年3月30日付で全国32都市が選ばれ、奄美市は県内で唯一選定された。向こう3年間、財政面の優遇措置やアドバイスなど国の集中支援を受けられるのがメリットだ。

 

 奄美市の計画テーマは「市民と観光客がともに集うにぎわいあふれる名瀬中心市街地の形成」。市民交流センター整備などの「都市再生整備計画」や「子育て・保健・福祉複合施設整備事業」を主要事業に位置付け、各種ハード・ソフト事業を展開する。

 

 推進会議は奄美市、商工会議所、町内会、通り会など委員10人で組織した。会長に東美佐夫副市長を選出した。

 

 今回のプロジェクト対象となる末広本通り部分(延長252メートル)は昨年6月に供用開始された。総幅員16メートルの両側に4・5メートルの歩道が設置され、15年度の「末広・港線道路デザイン会議」でも活用が提言されていた。

 

 具体的には道路管理者の市が出す「道路占用許可」の特例制度を利用したオープンカフェや歩行者天国など、公共空間の利活用方法を探る。推進会議内に設置する「まちづくり部会」がプラン作成を担い、19年度以降にプランの社会実験などを展開していく。

 

 同会議アドバイザーで国土交通省都市局都市計画課の一言太郎課長補佐が講演。交流センターを併設した宮崎県都城市立図書館の事例などを取り上げ、まちづくりのヒントを紹介した。