園児に徳之島産牛肉提供 ブランド化、地産地消推進へ 徳之島町

 徳之島町で生産、肥育された牛肉を受け取る母間保育所の園児と職員=18日、同町母間

徳之島町で生産、肥育された牛肉を受け取る母間保育所の園児と職員=18日、同町母間

 徳之島町は18日、同町で生産、肥育された徳之島産黒毛和牛肉計35㌔を町内5カ所の保育施設に提供した。22日に各施設で給食として調理される予定で、同町は世界自然遺産登録を見据えた徳之島牛のブランド化や地産地消の推進につなげたい考えだ。

 

 同町は今年度から肥育委託事業を展開し、繁殖から肥育まで島内で完結する徳之島牛の肥育モデル確立を目指している。国の地方創生臨時交付金を活用した「徳之島育ち肥育牛活用事業」の一環として今回の牛肉提供を行った。

 

 同町亀津の農業法人奄美大運畜産で2018年9月に生産され、19年6月から肥育していた雌1頭(枝肉重量424・8キロ、正肉量240キロ)を町が200万円で購入した。3日には第1弾として、町内小、中学校計13校に給食用の牛肉60キロを提供している。

 

 18日は牛肉贈呈のため、町職員らが町内各保育園を訪問。母間保育所であった贈呈式では高岡秀規町長が園児たちへ「残さずにおいしく食べてね」と呼び掛け、和倉陽子所長へ牛肉を手渡した。同保育所では焼き肉丼で提供する予定という。

 

 町は牛肉提供の第3弾として、町内飲食店への配布も計画している。